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絵本に学ぶ子どもとの接し方~育児に悩む親の絵本4選~

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子どもを叱っているとき、ふと「あ。今の言い方自分の母親にそっくり!」と我に返ることってありませんか?

子どもの育て方なんて、学校では習いません。

どんなお母さんも、赤ちゃんが生まれた瞬間から、何も分からぬまま「お母さん」という未知の世界へ放り込まれるのです。

私は、長女が生まれた日の夜、不安で不安で仕方がなかったです。

きっと、多くの新米ママが感じたことのある気持ちではないでしょうか。

そして手探りで子育てに向き合う中、ふと気が付くと、子どもに対してかけている言葉が恐ろしいほど自分の母親そっくり…ということになっています。

考えてみれば当たり前ですよね。

自分の母親が唯一の「母としての先生」なのですから。

しかし、「毒親」「親ガチャ」などという言葉も飛び交う今の世の中。

見習いたいような素敵なお母さんに育てられた人ばかりとは限りません。

「母親のような接し方はしたくない。だからといって、じゃあ我が子に対して自分はどのように接したらいいの?」

今回は、このように困っているママに、優しく寄り添ってくれる絵本を紹介します。

子どもに読み聞かせしながら、何度も自分が泣きそうになったり、冷静に子どもと向き合わせてくれたりして、私の子育てを助けてくれた絵本たちです。

おこりんぼママ


 

「私はあんな風に子どもをガミガミ叱ったりしない!」と心に決めていても、気が付くと言い過ぎてしまってること、あるんですよね。

そして夜、すやすやと眠る子どもの顔を見ていると冷静になり、「言い過ぎてごめんね」って謝る。

子どもの寝顔に向かって謝らないで、本当は起きているときに謝ればいいんですけどね。

この本に出てくるペンギンのママも、私たちと同じように子どもを叱り過ぎてしまうんです。

面白いのは、子どもの側は「なんで叱られたのか」まったく理解できていないところです。

「話せば分かるはず」

「私の想いは、きっとこの子にも伝わるはず」

そう思って教育のために叱っているつもりでも、子どもにはまったく何も伝わってないよ

そのことを言いたくて、あえて書かれていないのかな…などとこの本を読みながら考えてしまいます。

この絵本を読むと

  • 長々と子どもに説教したって無駄だということ
  • 叱りすぎて悪かった、と思ったときは謝ってしっかり抱きしめればいいこと

このことが、不思議なくらいストンと理解できます。

ついつい子どもを叱り過ぎてしまう人は、手元に置いてほしい1冊。

我が家では次女のお気に入り絵本で、中2になった今も自分の部屋に確保されています。

こぶたくん


こぶたくんと妹のアマンダ、そのパパとママの間で繰り広げられる何気ない日常を描いた物語。

どこにも出かけられない雨の日は子どもと一緒にお菓子を焼いたり、兄弟げんかをいさめたり、おばあちゃんが遊びに来るお迎えの準備をしたり…。

短いお話が5話ほど入っている、短編集です。

この絵本は、子育ての「あるある」がたっぷり詰まった本。

日常的に子どもと接していてイライラさせられることって、誰でも経験ありますよね。

「あるある~!こんな時、私なら絶対怒ってるな~」と思える場面でも、この本に出てくるパパとママは本当に忍耐強い。

大声を出したり、怒鳴ったりせずに「冷静に」子どもと接しているんです。

たぶんイライラしていないわけじゃない。うんざりしているらしいことが読み手に伝わってくるのも魅力。

「もう嫌になっちゃった」と言わんばかりに、ソファに座り込んで涙をふくママに、子どもたちがやさしくキスをしてくれる場面。

じつは、その場面の前に「転んで泣いたアマンダにママがやさしくキスをする」という場面があるんですね。

親がしてみせるのと同じように子どもは接してくれるんだ、と心に刺さります。

何も説教臭いことや教訓めいたことは言っていないのに、子育てのあるあるを読んでいるだけで親にとっても学びがある本。

短編集なので「今日はこぶたくんを1話だけ読もうか」なんて、時間がない日の読み聞かせにも活躍してくれました。

しりたがりやのこぶたくん


「こぶたくん」と同じシリーズの短編集で、こちらも大好きな絵本。

どちらか1冊を紹介しようかな、とも思いましたがどちらも捨てきれなかった…。

個人的に、特に好きなお話は「ひとりでいたいの」です。

「お手伝いしよう!」とはりきって近づいてきて、けっきょく邪魔にしかならない子ども。

それでも忍耐強いママは「ありがとう」と優しく子どもたちにお礼を伝えます。

現代なら、「もうお手伝いはいいからあっちいっておとなしく動画でも見てなさい!」と言いたくなるところ。

それを言わずに「ありがとう」と言えるママが素敵なんですが、さすがにうんざりしてきたらしく…。

ママは「ひとりでいたいの」と子どもたちに伝えます。

子どもたちは、なぜママが「ひとりでいたい」のか分かりません。

でも、「ひとりだとさみしくない?」などと見当違いな心配をしてくれつつ兄弟2人で遊び、ママは木の上からその様子を見ているだけ。

イライラしたとき、うんざりしたときの子どもとの距離の置き方、参考になります。

子育てのあらゆる場面で「こんなときこぶたくんのママなら…」と思い出し、何度も私を冷静にさせてくれた絵本です。

ちょっとだけ


 

2人以上の子どもを持つ親なら、涙なしには読めないんじゃないかな?と個人的に感じる絵本です。

妹が生まれて「お姉ちゃん」になった、なっちゃん。

あかちゃんのお世話で忙しそうなママの姿を見て、今まではママにやってもらっていたことを、なんでも自分で頑張ってみることにします。

牛乳を注ぐのも、髪を結ぶのもなかなか難しく、成功するのはいつも「ちょっとだけ」。

2人目のあかちゃんが生まれたばかりだと、ママだっててんてこまい。

あかちゃんの隣で頑張っている「おねえちゃん」の姿に、どれだけ気を配ってあげられるでしょうか。

そしてけなげに頑張り続けたなっちゃんがママに対して「ちょっとだけ」お願いごとをするんです。

そのとき、ママが言ったセリフとは…?

「おねえちゃんなんだから、自分でやって」とは決して言わないママの姿から、上の子への愛情の伝え方を学びます。

まとめ

子どもが1歳なら、パパとママだって「親1歳」ですよね。

分からないことだらけの子育ての中、「とにかく読み聞かせだけでも」という気持ちで続けていれば、先人たちの知恵を自然と受け取れる…そんなことが多々あります。

今回ご紹介した絵本は

  • おこりんぼママ
  • こぶたくん
  • しりたがりやのこぶたくん
  • ちょっとだけ

この4冊でした。「そういえばこの本も…」というものがあればどんどん追記していきますね。

子育てに悩んだり、投げ出したくなるときもあるけれど、親も子どもも絵本に癒されながら毎日を楽しんでいきましょう♪